「よくあるお問い合わせ(Q&A)」を更新(5/13)

メダカ飼育に関するよくあるご質問、お問い合わせ~Q&A~

管理人ninomiya

メダカ君たちを飼育しているといろいろな分からないことに遭遇しますよね。生き物相手ではインターネットで調べてもなかなか「これだ!!」という答えにたどり着けないことも。そういうメダカ飼育の迷子の方に少しでも参考にしていただけるのであればと作成をしています、よろしければご覧くださいませ。

掛け合わせ、改良メダカについて

戻し交配とは交雑で作った雑種または雑種の子孫に対して最初の親のうち片方を再び交配する育種と改良品種の技術の一種です。交配する雑種の選抜は、持たせる特性が優性(顕性)遺伝子支配であれば表現による選別を行ない、劣性(潜性)遺伝子支配であれば自殖後代や近交後代の表現により遺伝子を有しているかを確認して選別します。複数回連続して行う場合は連続戻し交配といいます。

メダカ飼育に当てられる敷地面積と管理能力に耐えられるだけ数は多ければ多いほどよいです。掛け合わせで生ませたい表現の個体は子の割合として少ない場合が多いですが、母数を多く採ればその表現の個体数も多く確保することができます。そうするとその後の選別を厳しく行なっても個体数があまり減らないため、表現がはっきりとした系統をしっかりと固定できます。また、数が多いほど体質に多様性が生まれやすくなるため、その後のインブリードによる系統の体質弱体化を遅れさせたり、なくしたりすることができる可能性が高くなります。

特定の表現型の個体を生ませる場合、少なくともF3、F4まで見るとよいでしょう。実際には、目的の表現とその遺伝子型やそれらの組み合わせが複雑であったり、掛け合わせた親や選別した雑種の組み合わせがあまり適切でなかったりするとF5まで見る必要があることがあります。F5以降で目的の結果が全く出なければ最初の見当が外れているか選別を間違えた可能性が高いため見切りをつけて最初から始めます。親の遺伝子型を判断する多くの場合はF2、F3まで見るとよいでしょう。

目的を持った掛け合わせをする時には、親を特定するために雌雄を1尾ずつにする必要があります。どちらかの性別を複数にすると生まれた個体の親を特定できなくなります。親が同じ個体同士の掛け合わせをしなければ交配をしていく過程で可能性が広がってしまいます。そうなるとまた最初から始める必要があります。特定の表現型の個体を生ませる、固定をする、親の表現がどのような遺伝子によって発現しているのか判断するなどの目的を持った掛け合わせを行なう場合、雌雄は1尾ずつにしましょう。

遺伝学と繁殖生理学の知識を応用して遺伝と変異の実態を把握し、ある生物集団から効果的に選抜と交配を行い、望ましい遺伝的性質を持った集団に変化させ、増殖させて実用化することです。主な手法には交配、選抜、突然変異体の利用などがあります。品種改良とほとんど同義で用いられていますが、品種改良は既存品種の有用性を向上させることのみを主な目的としているのに対し、育種は品種改良の他に新品種の開発、導入、保存、評価、さらには利用価値の低い野生種から有用品種を開発することも含まれ、品種改良よりも広義で用いられます。

固定率とは生まれた新しい個体のうち、その表現型が親の表現型と同じ個体の割合のことを指します。同じ表現型の雌雄から生まれた新しい個体の全てが親と同じ表現型であれば固定率は100%、新しい個体のうち3/4が同じであれば75%、半数が同じであれば固定率は50%、1/4が同じであれば固定率は25%、同じ表現型がいなければ固定率は0%となります。卵の受精から表現が発現して固定率を算出するまでの間に個体が死亡することなく、かつその数が多いほど割合を算出する母数が増えるため、より正確な固定率が分かります。

F1は雑種第一代を表す英単語1st filial generationの略称で、F2は雑種第二代を表す2nd filial generationの略称です。F1は異なった対立遺伝子をホモで持つ個体の交雑の結果生まれた第一世代です。F2はF1同士の交雑の結果生まれた第二世代です。F2同士の交雑の結果生まれた個体はF3と呼び、同様にF4、F5と続いていきます。遺伝についての詳細は遺伝についてのページをご覧ください。

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