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メダカ飼育とコケ藻対策~気になるメダカ水槽の汚れ~

メダカを飼っていると藻やコケが生えてきてきたなく見えてしまうことがあります。生えすぎるとメダカの泳ぐスペースをなくしますしいろいろとやっかいです。できるだけコケや藻に悩まされないでメダカ飼育をしたい方はご覧ください。

gd778【藻の発生抑制】アルゴイージス(500ml)【水槽をより美しく】2000円(税込)
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コケってない方が良いの?

コケはない方が良い場合とある方が良い場合があります。この説明でのコケとは主に水槽壁面や底面、水草や底床、レイアウト各種等に付着する藻類のことです。浮遊性緑藻類であるクロレラやユーグレナ藻であるミドリムシについてはグリーンウォーターについてのページをご覧ください。

ない方が良い場合は水草や底床、レイアウト各種を使用している場合です。コケが水草に絡むことによって水草の成長が阻害されたり、底床の表面に発生することによって底床の目詰まりが早まったりします。それによって水槽内の景観が損なわれたり、生態バランスが崩れたりしますのでコケはなるべくない方が良いです。

ある方が良い場合はベアタンク飼育の場合です。ベアタンクとは飼育する生体以外に何も水槽に入れていない状態のことです。ベアタンクではろ過細菌の定着・繁殖場所や硝酸塩の分解者がコケ以外にはないためにコケはある方が良いです。ただし、コケがありすぎる場合は環境の急変による酸欠や水質悪化を起こす可能性があるため適度な量に抑えておきます。それら問題点の詳細はグリーンウォーターについてのページにありますのでそちらをご覧ください。

コケの種類

コケはいくつかの仲間に分類され、緑藻類、紅藻類、褐藻類、渦鞭毛藻、クリプト藻、ラフィド藻、ユーグレナ藻、クロララクニオン藻、灰色植物、珪藻類、藍藻類の11つに分けられています。狭義における藻類は緑藻類、紅藻類、褐藻類の3つで、残りの8つは広義における藻類に含まれます。広義における藻類のうち渦鞭毛藻、クリプト藻、ラフィド藻、ユーグレナ藻は鞭毛藻類と呼ばれる仲間であり、藻類の特徴に併せて運動性を備えています。

メダカ飼育におけるコケは主に淡水性の緑藻類、珪藻類、藍藻類の3つが関わってきます。

緑藻類は光合成を行なう葉緑体の中にクロロフィルと呼ばれる緑色素を大量に含んでいるため緑色をしています。代表的な種類にはアオミドロ、クンショウモ、イカダモがあります。

珪藻類は珪酸質の硬い殻に覆われ、葉緑体内にクロロフィルとフコキサンチンと呼ばれる赤褐色色素を含んでいるため黄褐色をしています。珪藻類は種数が非常に多く、分類があまり進んでおらず種の同定も困難であるため代表される種類として特定種を挙げることができません。

藍藻類は藍色細菌や藍色植物、シアノバクテリアとも呼ばれる、厳密には細菌類に分類される藻類です。クロロフィルとフィコシアニンと呼ばれる青色色素を含んでいるため青緑色をしています。代表的な種類にはユレモ、ネンジュモがあります。

コケを発生させないためには

コケを発生させないためには水の富栄養化を予防する必要があります。換水と水草の利用、給餌量の調整と不純物混入防止・除去でコケの発生を最低限に抑えることができます。

換水と水草の利用は既に飼育水に含まれる栄養分を減らす作業です。定期的な換水で飼育水に含まれる栄養を薄めます。水足しは換水ができない場合の応急処置になります。水草は栄養分を吸収して成長するので、導入するだけで手軽に富栄養化を防ぐことができます。ただし、水草が吸収できる量を超えた栄養量になると、水草がコケに覆われて弱ったり枯れたりすることがあります。また、水草の種類によっては調子良く繁茂するとメダカの遊泳スペースを減らしてしまうものがあるため間引く必要が出てきます。

給餌量の調整と不純物混入防止・除去は飼育水に栄養が増えないようにする作業です。給餌はメダカが食べ切れる量を数回に分けて与えるか、あるいは食べ切れなかったものを取り除いて余分な栄養分が飼育水に含まれないようにします。不純物は外部からは酸性雨、砂埃、枯葉、虫やナメクジなどとその排泄物や死体などがあり、内部発生のものは飼育個体の死体や水草類の枯死体などがあります。なるべく上記のものが外部から入らないように、内部発生しないように防止し、不純物が入っているのを確認したら早期に除去をします。雨に関しては酸性に偏っていない雨が短期的に直接水槽に入る場合はあまり気にする必要がありません。

なお、ろ過細菌が定着、増殖する過程においてコケの発生は止むを得ませんので、あまり神経質にならずにコケを含めた水槽内の生態系バランスを観察しつつ適度に付き合っていく必要があります。ろ過細菌やその定着、増殖に伴う藻類の発生については飼育水についてのページをご覧ください。

コケの除去方法いろいろ

コケの除去方法は様々あります。短期的に除去する方法はスクレイパーやスポンジなどで落とす方法や水槽のリセットです。しかし、この方法ではコケが発生する管理方法上の原因が残ります。また、水槽内にできたバランスを崩してしまう恐れがあるため、緊急でない場合はおすすめできません。まずは上記「3.コケを発生させないためには」の作業を行ないます。しかし、完全に除去することは困難ですので、ほぼ完全に除去したい場合はコケ取り生物を導入します。

また、薬品の使用によってコケを除去することもできます。薬品とは市販の観賞魚用コケ対策薬品や極少量の劇薬です。これらは生体や水草に悪影響を与えることがあります。生体や水草に問題が起きないよう使用します。

その他、ブラックウォーターの利用もコケの発生抑制と除去に効果的です。その詳細についてはブラックウォーターについてのページをご覧ください。

コケ取り生物

コケ取り生物は主にエビと貝の仲間になります。メダカと混泳できる種類としてエビはヤマトヌマエビ、ミナミヌマエビ、ビーシュリンプの3種、貝はフネアマガイ、石巻貝、ラムズホーン、ヒメタニシの4種が挙げられます。

ヤマトヌマエビは国産種で、3種の中では比較的大型で透明な体のエビです。糸状、髭状のコケとメダカの餌の食べ残しを食べてくれます。コケが少なかったり、生態の数が多かったりすると水草の新芽を食べることもあります。高水温と低水温、酸欠、水質の変化と悪化に弱いため、エアーレーションやろ過装置、ヒーターを使用していない場合は長期維持が困難です。淡水での繁殖は不可能です。

ミナミヌマエビもまた国産種で、3種の中では中型で個体や環境によって体色が異なります。糸状、髭状のコケとメダカの餌の食べ残しをよく食べます。ヤマトヌマエビより水温と水質の適応範囲が広く、エアーレーションやろ過装置、ヒーターなしでも長期維持と繁殖が可能です。また、淡水での繁殖は可能です。

ビーシュリンプは外国産種で、3種の中では小型で体に蜂のような黒や赤の模様があります。糸状、髭状のコケとメダカの餌の食べ残しをよく食べます。高水温と低水温、酸欠、水質の変化と悪化に弱く、安定した環境でなければ飼育は困難です。淡水での繁殖は可能です。模様や発色のバリエーションが豊かで、コケ取り生物としてよりも観賞用として飼育されることの多いエビです。

フネアマガイと石巻貝は同様の性質の2種で、温帯~熱帯域の汽水~海水域に生息する2~3cmの巻貝です。水槽壁面や底面などの微細な短いコケをよく食べてくれます。細かい凹凸のある箇所や水草のコケは食べられません。水温は15~30℃が適温で、中性~アルカリ性のpHを好みます。吸着しているものを無理にはがそうとしたり、ひっくり返ったりすると衰弱死します。また、酸性の水に長期間さらされても衰弱死します。淡水での長期維持は困難で、淡水での繁殖は不可能です。産卵はしますが、孵化や幼生の成長には塩分が必要であるため卵が産み捨てられたままになります。コケ取り能力は高いのですが、長期維持が困難なため一時的なコケ取り生物として扱われることが多いです。

ラムズホーンはインド原産の正式名称インドヒラマキガイという1~1.5cmの巻貝です。一般的にラムズホーンと呼ばれるものは色彩変異個体を固定した品種で、レッド、ピンク、ブルーの3色が品種として固定されています。水面や水草の上を含めた水槽内のあらゆる場所の微細な短いコケとメダカの餌の食べ残しを食べてくれます。高水温と低水温、酸欠、水質の変化や悪化に強く、メダカの飼育が可能な環境にはほとんど適応可能です。淡水での繁殖が可能ですが、環境によっては大繁殖をして水質の悪化を引き起こすことがあるので注意が必要です。

ヒメタニシは国産種の3cm程度の巻貝です。水面や水草を除く水槽内のあらゆる場所のコケ、デトリタス、浮遊性藻類、メダカの餌の食べ残しを食べてくれます。高水温と低水温、酸欠、水質の変化や悪化に強く、メダカの飼育が可能な環境にはほとんど適応可能です。淡水での繁殖が可能です。水草を食べてしまうため、水草を入れている水槽のコケ取りには適していません。

メダカ水槽を彩る苔とは?

コケの発生はメダカ飼育をするうえで必要であったり、止むを得なかったりしますが、場合によってはせっかくのメダカ水槽を汚く見せてしまうため、できるだけ目に入らないようにしたいものです。そんなコケですが、メダカ水槽を彩るコケもあります。それは水槽の周りで水景を引き立たせるコケです。鮮やかな緑にメダカ水槽が彩られ、涼やかな見た目に癒しを与えられます。メダカの飼育環境に合うコケは多くはありませんが、栽培方法を工夫したり、季節を限定したりすると水槽の周りで育てられるコケもいくつかあります。水槽の中のコケをなるべく綺麗にした後は水槽の周りをコケで綺麗にしてみるとメダカ飼育に楽しみが一つ増えるかもしれません。

まとめ

コケは飼育環境や管理方法に合わせて発生したものを維持したり、発生を予防・除去したりしていく必要があります。コケの種数は非常に多いためにどの種類かの判断はほとんど不可能ですが、それぞれの特徴を捉えることでどの仲間かある程度の区別がついてきます。それによって飼育環境の状態や管理方法の妥当性を確認して、それらを改善するべきかどうか、どう改善すべきかを考えられるようになってきます。また、コケを完全に、あるいは長期的にない状態にすることは困難ですが、環境と管理方法の改善やコケ取り生物の導入でできる限り除去することはできます。飼育環境に合うコケ取り生物を導入して、コケ取り能力を最大限に生かしてあげましょう。そして、コケをなくしたいと思ってもどうしても発生してしまうものなので、神経質にならずにコケに関する情報や知識を得て適切な処理をするか、適度な距離感を保ってコケと付き合っていきましょう。そして、水槽周りに緑鮮やかで涼やかなコケを置いてメダカ水槽を彩り、メダカとは別の癒しを同時に感じて楽しむのもいいかもしれません。

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