「よくあるお問い合わせ(Q&A)」を更新(5/13)

メダカの月別飼育ポイント屋内編~室内で安心して一年を過ごすには?~

メダカを屋内で飼育管理する上で知っておきたいポイントと注意点を月別にまとめています。ちなみに同じ月別飼育ポイントの屋外編も下記ページに書いていますのでよろしければ参考にどうぞ。

1月の屋内メダカ飼育のポイント

新年お正月から成人の日と、外は寒い寒い酷寒の日々です。水を触るのもおっくうですが屋内水槽であればメダカの活性はそこまで低くないため日々のお世話は必要です。屋内で維持だけするのであれば無加温(常温)でも十分。照明も足す必要はありません。ただメダカは明るい環境が好きなので生ませないとしても陽の光差し込む明るい場所に水槽を置いてあげましょう。1月でも屋内飼育であれば冬眠しませんのでエサは必要とします。室温(水温)次第ですが朝も10℃以上あるようですと一日二回の給餌が可能となります。また「生ませたい」ということであればヒーター、エアコン等で加温して水温を20~30℃で維持する必要があります。日照時間も自然では10時間前後しかありません。メダカの繁殖条件のひとつである日照時間13時間までは3時間ほど足りませんのでこれを照明等で補ってやります。

2月の屋内メダカ飼育のポイント

まだまだ外は寒い2月です。引き続きメダカ君たちを生ませないのであればそのまま常温でも維持可能です。部屋の温度がある程度(10℃くらい)はあるでしょうから冬眠とまではいかないで動きもある状態で維持できます。エサも引き続き与えていきます。常温下でも夏場ほどではないものの少しずつ成長もしてくれます。また月の後半には外の気温も上がってきます。繁殖のための加温もその頻度は少し下がってきます。条件の良い屋内であれば加温しなくても卵を生んでしまう水槽が出るのもこのころからです。

3月の屋内メダカ飼育のポイント

外の気温が上がり始め、屋外水槽のメダカたちも冬眠から目を覚まし始めます。日照時間も12時間台に入り、屋内の産卵水槽に点けている照明はその点灯時間を減らせるようになります。屋内繁殖水槽では引き続き20~30℃で維持していきます。この幅の中であれば多少上下しても構いません。エサやりも当然きっちり一日二回ほど行います。また屋内水槽のメダカを屋外へ移動するのであれば屋外との水温を合わせておく必要があります。このころの水温は朝方で10℃前後。寒い地域ではもっと冷えるところもあるので10日から二週間くらいはその温度に慣らしておいてから屋外へ出します。初心者の方で慣れておらず不安な方は屋外への移動は4月半ば以降にするのがお勧めです。

4月の屋内メダカ飼育のポイント

暖かさが増す4月です。月の半ばくらいからは野外でもメダカ君たちの産卵可能な気温になってきます。屋内屋外共にエサやりが本格化して一日二回、可能であればアルテミアやミジンコなどの生餌も織り交ぜつつ育てていきます。そして屋内の水槽では加温の必要がなくなってくるころ。北日本や高地以外であれば月の終わりくらいには十分屋内常温での産卵を見ることができるでしょう。と同時に屋内で育てていたメダカ君たちの屋外への移動も推奨される時期になります。このあたりからは基本気温が高くなることもあって生体の扱いが楽になってきます。屋外水槽の水替えもスムーズにできるようになるのでメダカ飼育者としてはやることが増えてくる時期でもあります。

5月の屋内メダカ飼育のポイント

基本暖かい日々ですが時に冷えたり初夏のような暑さが続いたりすることもある月です。後半になればある程度安定してきますが心配な方はヒーターは6月に入るころまでは設置しておきます(梅雨や冷夏で肌寒さを感じる場合そのまま加温し続けます)。屋内ですので直で日差しが当たらない環境も多いと思いますが時折ある初夏の日差しにやられないような場所での管理が必要です。また屋内といってもハウス温室飼育であれば半屋内的な感じですので気象の影響も受けやすいため換気遮光等の調整を忘れず管理が必要です。屋外同様給餌は一日二回から三回で産卵および成長を促していきます。ちなみに水温に影響を受ける形質、表現型としてダルマメダカがありますがこれはこの時期くらいからの生産がお勧めです。加温して33℃程度に水温を維持しますがこの時期くらいからはそんな無理やり上げる必要がなくなるので電気代冬場ほどかからなくなってきます。

6月の屋内メダカ飼育のポイント

日本の多くの地域で梅雨に入る月、暗い空が広がることになります。屋内飼育の場合普段からやや暗いことが多いのですがさらに暗くなってしまうため産卵面のみならずメダカの健康面からも照明を足しての飼育が推奨となります。当然日照が不足しがちなので産卵は照明があった方が生みはよくなり安定します。半屋内ともいえるハウス温室飼育の場合は照明を足すまで至らない場合もありますが念のため日中も点けておくと産卵が改善されることがあります。気温的には高めで進みます。ヒーターは必要ないことは多いですが年によっては冷夏の影響で気温が上がりきらないことがあるので5月に外してしまったヒーターも完全にしまってしまうのではなくいつでも稼働できるように水槽近くにおいておきたい時期です。

7月の屋内メダカ飼育のポイント

前半はまだ梅雨が明けずに気温だけが上がっている時期です。蒸し暑いときですね。引き続き照明は適宜稼働させて産卵成長を安定させます。梅雨が明けると真夏の日差しの登場となりますのでそのままの水槽位置で良いかを再確認してください。遮光シート、すだれ等で過昇温を避けることができない場合は設置位置の変更を余儀なくされます。温度管理をきちんとできれば引き続き産卵は継続してくれます。ただ春からずっと生んでいる個体は疲れも出てくるころですので休ませてあげる方が良いです。産卵はオスメスともに体力を使います。条件がそろえば毎日産卵行動がありますので彼らの体への負担は大きいです。特に個体数を稼がなくてよいのであれば産卵態勢を解いてあげましょう。そしてお盆までは厳しい暑さが続きます。屋内とはいえくれぐれも水温の上がり過ぎには要注意です。

8月の屋内メダカ飼育のポイント

お盆までの前半はうだるような暑さが頭を悩ませます。7月の過昇温対策で追いつかなければ追加の対処をお願いします。ただ暑さもお盆過ぎから少しピークアウト傾向に入り朝晩すこし暑さがひいてくるのでその分われわれもメダカ君自身も楽になってきます。ただ9月半ばくらいまではだいたい残暑も厳しいので暑さ対策はそのまま維持して様子を見ていきます。産卵は水質、水温管理がしっかりしていればそのまま照明なしでも継続可能、朝の水温も下がりにくいため孵化も安定しており春先に増えさせることが出来なかった方もここで一気に爆殖することがある時期です。ちなみに春にまったく増えなかった系統が真夏になると増えるということがあります。主に要求水温の関係なのかと思いますが増えない系統でも我慢強く健康に維持できていれば吉報は向こうからやってくることがあります

9月の屋内メダカ飼育のポイント

引き続き残暑が厳しい時期です。台風シーズンでもあるため日照が途切れることもあります。産卵を安定させたいのであれば照明は随時稼働できるようにして維持します。月の後半から終わりころには朝晩の涼しさも増してくる頃。ただそのまま秋の寒さになることは少なく、ちょっと涼しい感じが10月の半ば後半くらいまでは続いていきます。屋内ですのですぐに産卵のための加温が必要な気温ではないですが少し標高が高い地域などであれば産卵安定のためにヒーターを付けることもあるでしょう。また昼間の残暑と朝晩の涼しさでストレスを感じる個体も出てきます。その差は野外ほどではないですが個体の状態を観察することは忘れずにしましょう。そして「よくないな」と思ったらヒーター25℃加温での0.3%丸一日塩浴からの水替えで、水質関係が原因の初期症状ならばだいたい回復します。

10月の屋内メダカ飼育のポイント

秋への端境期がこの10月です。ただ気温自体まだそこまで低くないので屋内飼育水槽はそう大きな影響は受けにくいです。日中もまだ汗ばむ陽気が残る頃で、寒さへの危機感は希薄です。ただし半屋内飼育ともいえるハウス温室飼育の場合朝晩の気温の低下は産卵を止め個体にストレスをかけます。産卵を継続したいのであれば早めに加温は必須となりますし日照も11時間を切ってくるため照明の補てんは必須です。家の中であればまだ朝でも常温で15℃確保できるご家庭もあるでしょうから「産卵を気にせず維持だけできれば、少しずつ成長してくれたらそれで良い」という場合は特に照明もヒーターもいりません。

11月の屋内メダカ飼育のポイント

本格的な秋の月です。前半はまだ冬の寒波がやってこないのでわりとのんびり飼育できます。ただ月の後半に入ると寒波が入ってくるので産卵継続の場合はヒーター稼働で20~30℃維持、照明も13時間になるようにセットします。あと産卵を安定させたければヒーターも照明もその設定をあまりコロコロ変えないこと。温度は数℃、日照も数時間変わるだけで産卵に影響します。とくに産卵は必要としない、維持だけしっかりと出来ればよいということであれば水温は13~15℃程度でセットしておくとよいでしょう。あまり20℃に近づくと産卵を準備しますのでこの水温管理はしっかりします。11月で後半は寒波の便りも届くわけですがまだ家の中の水槽ではそこまでの危機感はないです。屋外飼育もされておられるのであればそっちの寒さ対策の方に重点を置き時間を割くべき時期です。

 

12月の屋内メダカ飼育のポイント

冬の寒波が一週おきにやってくる頃です。クリスマスに近づき年末に向けて寒さも本格化してきます。屋内飼育では温度管理できますので生ませたければ水温25℃前後、照明も日照時間が13時間になるようにセットして維持します。生ませないのであれば寒さへのリスクを減らそうと思えば15℃程度での維持をします。屋内ですので無加温(常温)下でもおおむね問題はないことは多いです。ご家庭の環境によりますが水温10℃くらいあればもともと生体の健康に問題がなければおおむね適応してくれて維持もすんなりといきます。ただたとえば先月まで加温して水温25℃だったのに一気にヒーターを外して10℃まで下げるとかいうことはしないように。下げるとしても二週間くらいはかけて徐々に下げていきます

メダカの屋内飼育まとめ

メダカの屋内飼育は屋外飼育にくらべ安定感があります。気象、天候に影響されにくく進めることができるからです。実際育ったメダカたちもそういうのを反映するのか影響されるのか、性格的にどこか落ち着いてのんびり屋さんが多い気がします。ただそのかわりスペースに限りがあったり水替えで部屋が汚れたりエサのにおいが気になったりするなど、部屋で生き物を飼うということでまた違った気を遣う面も出てきます。アクアリウム鑑賞を年中楽しむにはもってこいですがご家族の理解も必要となります。ご自身の状況をいろいろ鑑みられ屋外屋内でのメダカ君飼育を一度ご検討いただければと思います。

めだか本舗では、続メダカ飼育ページ内で取り上げてほしいメダカ飼育関係のテーマ、内容を募集しています。ちょっとした疑問でも「よくあるお問い合わせ」ページで取り上げさせていただくことがあるかもしれませんのでもしよければリクエスト下さいませ。※リクエスト専用となりますので本お問い合わせについて返信させていただくことはありません、予めご了承ください。-管理人ninomiya-