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メダカ飼育とグリーンウォーター(青水)~良質な生クロレラのススメ~

メダカ飼育に良いとされるグリーンウォーター。その作り方と使い方、そして注意点とは・・・
【飼育水の元に】濃縮生クロレラ180ml【ミジンコのエサに】850円(税込) 
※クール便ですのでメダカ生体との同梱は致しません(同梱された場合はクロレラの方を削除し発送となります)。誠にお手数ではございますがメダカ以外(クール便発送で問題ない飼育用品等)で商品代金3000円以上にてご注文をお取りまとめください。
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数量 850円(税込)  

グリーンウォーターの正体

グリーンウォーターは青水ともいわれる観賞魚飼育に定番の緑色の水ですが、その緑色の正体はいくつかあります。それは主に緑藻類、ミドリムシ、藍藻類です。その緑藻類には植物性単細胞生物、群体、多細胞生物があり、もっとも有名なクロレラをはじめ、ミカヅキモ、ボルボックス、クンショウモなどがあります。ミドリムシは運動と光合成を行なう動物性と植物性を併せ持った単細胞生物です。藍色細菌は藍藻や藍色植物と呼ばれるもので、ユレモ、ネンジュモなどがあります。アオコと呼ばれるものはこの藍色細菌が富栄養化した湖沼で異常発生して水面を覆いつくすほどになったものです。

メダカ飼育にグリーンウォーターを使用するべきか否か

メダカ飼育にグリーンウォーターは使用するべきです。しかし、グリーンウォーターと言ってもその実態は様々です。その正体によっては使用すべきでないものもあります。クロレラをはじめとした緑藻類やミドリムシによるグリーンウォーターは使用するべきで、藍色細菌によるものは使用するべきではありません

クロレラをはじめとした緑藻類やミドリムシによるグリーンウォーターはメダカ飼育に適しています。それらは光合成により酸素供給をし、硝酸塩などの無機質を分解する役割を果たします。また栄養バランスがよく、色揚げと肌の艶上げ効果のある餌にもなります。また、メダカが水上からの外敵から身を隠すのにも役立ちます。

一方で、藍色細菌によるグリーンウォーターは使用するべきではありません。緑藻類やミドリムシと同様の役割を多少果たしますが、シアノトキシンという毒素を生産するものや水面に浮いて水面からの酸素供給と日照を遮る性質のものが多くあります。緑藻類やミドリムシとの区別は主に臭いと色の違いで行ないます。緑藻類やミドリムシはほぼ無臭か苔のような臭いであるのに対して、藍色細菌は青臭いカビ臭や刺激臭がします。また水中では色の違いはほとんどありませんが、乾燥したものは緑藻類やミドリムシなどでは緑、濃緑、茶色になるのに対して、藍色細菌は青~水色になります。藍色細菌は水質悪化や酸欠などの結果として発生しますので、発生したら飼育環境や管理方法の見直しをする必要があります。

グリーンウォーターの作り方(クロレラ使用の場合と通常の場合)

グリーンウォーターはクロレラを使用することで簡単に作ることができます。まず生クロレラを、日照を半日以上確保できる場所に置いた飼育水槽に投入します。ここで重要なのが日照の確保と生きたクロレラであることです。飼育水槽で増殖させることでクロレラの追加などの管理の手間を省いたり、5の注意点で説明するリスクを抑えたりすることができます。生クロレラを投入したら水を攪拌して、クロレラを浮遊させて水槽内に行き渡らせると同時に新鮮な空気が溶け込むようにします。以上で完成です。さらに、水を作って濾過細菌を定着させると硝酸塩などの無機質を栄養にクロレラが水槽内で増殖するようになります。この方法では比較的純粋なクロレラによるグリーンウォーターを作ることができます。水作りについては飼育水についてのページをご覧ください。

生クロレラを使用しない場合は、グリーンウォーターのできた水を種水として利用する方法があります。この方法では水作りとグリーンウォーター作りを同時に行うことができます。詳細は上記の生クロレラを使用したグリーンウォーターの作り方と同様ですが、色がはっきりとわかるようになるまでに1週間はかかります。2週間経ってもできない場合は種水を追加します。この方法では種水の状態にもよりますが、クロレラを含む緑藻類やミドリムシなど様々なものによるグリーンウォーターを作ることもできます。また、何も投入しなくても自然発生的にグリーンウォーターを作ることも可能です。屋外飼育の場合は風、虫や鳥に乗って様々なものが飼育水に混じります。その中にグリーンウォーターの元となるものがあり、日照が確保できていれば自然発生的にグリーンウォーターができます。


管理人ninomiya

クロレラ水を投与する場合は鮮度とともに濃度が重要です。成魚に対する際もそうですが特に稚魚それも孵化したての個体に対しては薄めを意識してください。

簡単グリーンウォーターの原料であるクロレラの特徴(栄養価等)

クロレラ(Chlorella)は直径2µm~10µmで球形~亜球形の、主に河川や湖沼に生息する淡水生単細胞緑藻類です。細胞中にあるクロロフィルで光合成を行ない、二酸化炭素、水、太陽光と無機質で生育、増殖することができます。浮遊生活をしますが、遊泳能力はありません。細胞壁が丈夫で、葉緑体、ピレノイドを有します。細胞分裂により増殖し、20~24時間で4分裂して増殖します。成分はタンパク質約45%、脂質約20%、糖質約20%、灰分約10%、その他に食物繊維、ビタミンB1、B2、B6、B12、Eや鉄、カリウム、リン、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルを含みます。メダカの栄養バランスに優れた餌、酸素供給源、無機質の分解者や身を隠す場所としての役割を果たします。

グリーンウォーター飼育の注意点

グリーンウォーターを使用してメダカを飼育する時の注意点がいくつかあります。注意点の詳細と対処方法は以下の通りです。

一つ目は酸欠です。グリーンウォーターの元となる緑藻類やミドリムシなどは日照がある時には光合成をして酸素を生産しますが、常に呼吸によって二酸化炭素を排出しています。日照不足が続く場合には酸素の生産量より二酸化炭素の排出量が多くなり、飼育水が酸欠になることがあります。人工照明を使用して光合成をさせるか、濾過装置やエアーレーションで水を攪拌させて新鮮な空気を水に溶け込ませるか、換水や水足しをして濃度を下げて対処します。また日照に関係なく、濃度が濃くなりすぎた場合も酸欠になりやすくなります。緑藻類やミドリムシが互いに光を遮り、光が当たらないものは光合成ができなくなり呼吸による二酸化炭素の排出だけを行ない、次第に成長が止まり死滅していくものがでてきます。死滅したものは菌類に分解されていきますが、その際に菌類が酸素を消費し、二酸化炭素を排出して酸欠状態になっていきます。高濃度になった場合は酸欠になりやすくなる機会が大きく二度あります。濾過装置やエアーレーションで水を攪拌させて空気を水に溶け込ませるか、換水や足し水をして濃度を下げて対処します。

二つ目は水槽内を観察しにくくなることです。メダカの体調悪化や病気の発見が遅くなったり、メダカが死んだ場合には気付かずに水質悪化になったりすることがあります。また、メダカを食害するヤゴ、ミズカマキリ、コオイムシ、ゲンゴロウ類などの肉食性水生昆虫や中型の水生が強いアカガエル類やヌマガエル類などを見つけにくくなり駆除の機会を逃しやすくなります。外部からこれらの生物が侵入できる環境で飼育している場合には注意が必要です。定期的な換水や水足しでグリーンウォーターの濃度を下げて観察する機会を作る必要があります。

三つ目は換水や水足しを怠りがちになってしまうことがあることです。飼育者の性格や飼育環境にもよりますが、グリーンウォーター飼育では水の汚れが目立ちにくくなるため、換水を怠りがちになることがあります。定期的な換水や水足しを心掛ける必要があります。

四つ目は水草との相性です。グリーンウォーターと水草の共存は難しいです。たがいに日照を遮りあい、ほとんど同じ栄養分を必要とするためです。多くの場合、植物体が水中にある沈水性の水草の場合はグリーンウォーターによって日光を遮られて成長が阻害されるためそれらの維持・育成が困難となり、葉を水上に出す抽水性、浮葉性、浮遊性の水草の場合はそれらの葉は水上に出ており日光を遮られることはなく、水中に差し込む日光を遮るためにグリーンウォーターの維持が困難になります。人工照明の設置やCO2と栄養分の添加を行なったり、メダカを過密飼育したりすることで共存させることは可能ですが、設備が大きくなったり管理が大変になったりしますのであまりおすすめできません。偶然に共存できる環境が一時的に成り立つこともありますが、狙って環境を作って維持することは簡単ではありません。

まとめ

グリーンウォーターは緑藻類、ミドリムシや藍色細菌によってできます。メダカ飼育には藍色細菌は危険なため使用せずに緑藻類とミドリムシによるものを使用します。それらは栄養バランスに優れた餌、酸素供給源、無機質の分解者や身を隠す場所としての役割を果たし、メダカ飼育に適した水です。一方で酸欠、水質悪化の原因や水槽内の観察を困難とさせるものにもなりますので、濃度や日照などを考えて使用することが必要となってきます。まずは手軽にグリーンウォーターを作られるクロレラを使用して、管理方法に慣れてから試行錯誤をしてその時々の飼育環境にあった水作り、グリーンウォーター作りを行なうことをおすすめします。グリーンウォーターをうまく利用して、メダカを健康に丈夫に育ててあげましょう。

【飼育水の元に】濃縮生クロレラ180ml【ミジンコのエサに】850円(税込) 
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※クール便でのお届けとなり送料は普通便送料+350円となります。
※まとめ買い割引対象外商品です。
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