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 よいこのためのメダカまめちしき 
「ニホンメダカは、
 絶滅(ぜつめつ)の危険性(きけんせい)に
 さらされている。」
 
   1999年(ねん)2月(がつ)18日(にち)
 環境庁(かんきょうちょう)によって、
 レッドデータブックの「絶滅危惧U類(ぜつめつきぐにるい)」に
 記載(きさい)されました。
 1952年(ねん)ころから農業用水路(のうぎょうようすいろ)の
 灌漑用水路化(かんがいようすいろか)がすすんだ結果(けっか)、
 三面(さんめん)コンクリートばりの水路(すいろ)や、
 パイプライン化(か)が進(すす)み、
 メダカのすめるながれのゆるやかな小川(おがわ)や、
 ためいけなどが急激(きゅうげき)にへってしまったのです。
 (*レッドデータブックとは、
 絶滅(ぜつめつ)のおそれのある野生生物(やせいせいぶつ)の
 情報(じょうほう)をとりまとめた本(ほん)のことです。)
 
 
ニホンメダカは絶滅の危機にさらされている。

「メダカは水田(すいでん)の
 魚(さかな)である。」
 
   ニホンメダカは
 学名(がくめい)「オリジアス・ラティペス(Oryzias latipes)」
 (ラテン語)といいます。
 意味(いみ)は、
 「水田(すいでん)に住(す)む幅広(はばひろ)い
 ひれをもつ魚(さかな)」。
 しかしいまやどこの水田(すいでん)をみても、
 その姿(すがた)はなかなか確認(かくにん)できないものに
 なってしまいました。
 
 
メダカは水田の魚である。

「メダカは
 日本(にほん)にだけいるわけではない。」
 
   かといって世界中(せかいじゅう)にいるわけでもなく、
 アジアに広(ひろ)く生息(せいそく)しているようです。

 ・ハイナンメダカ(中国海南島(ちゅうごくかいなんとう))
 ・インドメダカ(インド)
 ・チモールメダカ(インドネシア・チモール島)
 ・ジャワメダカ(ジャワ島・ボルネオ島・マレー半島)
 ・タイメダカ(タイ)
 ・メコンメダカ(タイ)
 ・フィリピンメダカ(ルソン島)
 ・セレベスメダカ(スラベシ島)
 ・マタネンシスメダカ(スラベシ島)
 ・マルモラータスメダカ(スラベシ島)
 ・オルトグナサスメダカ(スラベシ島)
 ・ニグリマスメダカ(スラベシ島)
 ・プロファンディコラメダカ(スラベシ島)

 などです。

 それぞれ外見(がいけん)は
 特色(とくしょく)があっておもしろいものですが、
 画像(がぞう)が手元(てもと)にないので、
 また手(て)にはいったら、載(の)せるようにします。
 また、ふるくから稲作(いなさく)=水田(すいでん)の
 発達(はったつ)していた場所(ばしょ)とかさなっているようですね。
 
 
メダカは日本以外にもいる。

「ニホンメダカの
 染色体数(せんしょくたいすう)は48である。」
 
   ちなみに、
 上(うえ)にあげた熱帯性(ねったいせい)のメダカの
 染色体数(せんしょくたいすう)は下(した)のとおりです。

メダカのなまえ 染色体数(せんしょくたいすう)(2n)
ハイナンメダカ 48
インドメダカ 48
ジャワメダカ 48
タイメダカ 42
メコンメダカ 48
フィリピンメダカ 48
セレベスメダカ 36
マタネンシスメダカ 42
マルモラータスメダカ 42
ニグリマスメダカ 38
 
 またまたちなみに、
 人間(にんげん)の染色体数(せんしょくたいすう)は46です。
 (*染色体(せんしょくたい)とは
 遺伝(いでん)や性(せい)の決定(けってい)に
 重要(じゅうよう)な役割(やくわり)をはたすものです。
 
 
DNAって不思議。

「ニホンメダカは、
 そのなかでも10の遺伝子型(いでんしがた)に
 わけることができる。」
 
 

 おおきく分(わ)けると、
 「北日本集団(きたにほんしゅうだん)」と
 「南日本集団(みなみにほんしゅうだん)」とに分けられ、
 「南日本集団(みなみにほんしゅうだん)」の中で
 さらに「東日本型(ひがしにほんがた)」
 「東瀬戸内型(ひがしせとうちがた)」
 「西瀬戸内型(にしせとうちがた)」
 「山陰型(さんいんがた)」「北部九州型(ほくぶきゅうしゅうがた)」
 「有明型(ありあけがた)」「大隅型(おおすみがた)」
 「薩摩型(さつまがた)」「琉球型(りゅうきゅうがた)」という
 小集団(しょうしゅうだん)に分類分(ぶんるいわ)けされています。

 (*遺伝子(いでんし)とは、
 両親(りょうしん)から子孫(しそん)へ、
 細胞(さいぼう)から細胞(さいぼう)へと伝えられる
 情報(じょうほう)のことです。

 
 
ニホンメダカだけでもたくさんの種類があるよ。

「メダカは
 海水(かいすい)でも
 生(い)きることができる!?」
 
 

 ニホンメダカの場合(ばあい)は、
 海水(かいすい)そのものに生息(せいそく)できるかは
 すこし疑問(ぎもん)ですが、
 ジャワメダカなどは、
 マングローブの生(お)い茂(しげ)る汽水域(きすいいき)に
 生息(せいそく)しています。
 しかし店主(てんしゅ)はえさに
 ブラインシュリンプ(ぶらいんしゅりんぶ)をあげているので、
 換水(かんすい)をしないと
 どんどん塩分濃度(えんぶんのうど)が上(あ)がってしまいます。
 ある日(ひ)しばらく水換(みずか)えをしない
 水槽(すいそう)のみずをなめてみると、
 驚(おどろ)くほど塩辛(しおから)かったのを覚(おぼ)えています。
 その水槽(すいそう)でも、
 メダカは悠然(ゆうぜん)と泳(およ)いでいました
 (塩分濃度(えんぶんのうど)を
 測定(そくてい)しておけばよかったです)。。

 
 
ちょっとくらいの塩分は平気だよ♪

「メダカはバックする!?」
 
   たてにあるくカニみたいなもんでしょうか?
 メダカはうしろに後退(こうたい)します。
 えさなんかが自分(じぶん)の背面(はいめん)におちてきたときなどに、
 「ヨイ、ヨイ」ってかんじでバック(ばっく)してえさをたべたりします。
 すごくかわいらしいので、
 いつかその動画(どうが)を公開(こうかい)できればいいなあと
 おもっています。
 
 
メダカはバックします♪

「メダカのよび名(な)は
 5000以上(いじょう)あった。」
 
   メダカの方言(ほうげん)はふるくからさまざまで、
 ”メダカ”のほかに、
 「メダッコ、タカメ、メジャカ、メッポ、ウキヨ、メータ、ネンゴ」などなど
 多(おお)すぎて書(か)ききれないくらいです。
 なかにはほかの魚(さかな)の稚魚(ちぎょ)と
 まちがえているものもあるかとは推測(すいそく)されますが、
 よび名がここまでおおい淡水魚(たんすいぎょ)は
 日本(にほん)になかなかいないのではと感(かん)じてしまいます。
 また、こんなにたくさんの方言(ほうげん)があるということは、
 大規模(だいきぼ)な経済的取引(けいざいてきとりひき)などが
 なかったのではないかとおもわれます。
 
 
メダカは大昔から身近な存在だったんだね♪♪

「メダカの視野(しや)は360度(ど)!?」
 
 

 メダカは「目高」といわれるくらいですから、
 からだにたいして目(め)がおおきいようにおもいます。
 じぶんの背後(はいご)でものがうごいても
 敏感(びんかん)に反応(はんのう)します。
 また、どのくらいの距離(きょり)までものが見(み)えるのか、ですが、
 こんど視力検査(しりょくけんさ)してみて、報告(ほうこく)いたします。

 
 
メダカの視力は2.0??

「むかしメダカは食料(しょくりょう)だった」
 
   かつて動物性(どうぶつせい)たんぱく質(しつ)が乏(とぼ)しく、
 かつメダカがたくさんとれる水田(すいでん)のおおい
 農村(のうそん)などで、貴重(きちょう)な食料(しょくりょう)として
 たべられていたようです。
 みそしるの具(ぐ)などにされていたようですが、
 おいしかったんでしょうか?
 現在(げんざい)でも、
 新潟(にいがた)のほうで佃煮(つくだに)として
 売(う)られているということで、いちどたべてみましょうか・・・?
 
 
昔はメダカも食べられていた??

「メダカは
 くすりとして重宝(ちょうほう)されていた!?」
 
   むかしのおはなしだとおもいますが、
 いきたまま飲(の)むと目(め)の病気(びょうき)に効(き)くとか、
 妊婦(にんぷ)さんの乳(ちち)の出(で)がよくなるとか、
 肺病(はいびょう)の治療(ちりょう)にもいいとされていたようです。
 医学(いがく)の進(すす)んでいなかった時代(じだい)の
 迷信(めいしん)にちかい話(はなし)だろうかとおもわれます。
 
 
メダカは薬??

<ここからはおとうさんおかあさんによんでもらおうっ!!>

「メダカはエライ??」
 
   メダカはゼブラフィッシュなどと共に、
 脊椎動物のモデル生物として古くから研究の対象となっています。
 現在も、発生学、遺伝学、生理学、薬学、生態学などの分野で
 研究材料として重宝されています。
 ちなみにメダカの優れている点は、

 ・維持費が安い。
 ・飼育が簡単。
 ・産卵をコントロールしやすい。
 ・オスとメスの区別がつきやすい。
 ・孵化から二ヶ月ほどで産卵する等、そのスパンが短い。

 などが挙げられます。
 その研究の成果が私たち人間の役に立っていることも多いんですね。
 そういう意味で、メダカ君は、エライんです♪♪♪♪
 
 
メダカはエライ??

「メダカの病気(びょうき)について@」
 
   前もって触れておきたいことですが、
 まず、メダカを病気になるようなあつかいをしないことが
 一番重要ということです。
 「買ってきたメダカを急にちがう水にいれかえない。」
 「温度差のある水に急にいれない。」
 「朝晩で温度差のおおきな季節に入ったら、
 なるべく気温の影響の少ない場所へ移す。」
 「水換えは一ヶ月に一度くらいはしてあげる。」
 「えさのやりすぎはNG」
 「日のまったくあたらない場所におかない。」
 「狭い入れ物に極端にたくさん入れない。」
 最低このくらいは守ったほうが良いのでは、と思います。
 以上をふまえた上で、次をご覧下さい。
 
 
メダカの病気について

「メダカの病気(びょうき)についてA」
 
   病気には
 外傷、白点病、水カビ病、えら病などが代表的なところかと思いますが、
 結論から言いますと、
 メダカの場合、いったん病気にかかってしまうと
 治癒する確率はかなり低いということです。
 それは体が小さいこともあり、体力自体があまりないのかもしれませんし、
 そのほかの原因があるのかもしれません
 (店主がその方法を知らないだけかもしれません)。
 しかし、あくまで店主の経験から言いますと、
 いったん病気になったメダカは一部の幸運なものを除いて
 元の元気な姿に戻すのはすごく難しいことだと思っています。
 とはいいながら、
 苦しんでいるメダカを前になにもせずにいるのはとてもかわいそうで、
 ここに効果のあったいくつかの方法を書いてみたいと思います。

 @まずは病気にかかったメダカをちがう入れ物に隔離します。
  このとき、元の水を移す予定の容器の半分くらいまで入れてあげます。
 Aそしてその容器が60gの入れ物なら荒塩を一掴み入れてやり、
  様子を見ます。
 Bまた、もともと病気のメダカが入っていた水槽は
  水を全部入れ換えてしまいます
  (残ったメダカたちがいるなら適宜避難させましょう)。
  できたら容器を熱湯消毒までできればベストです。
 
 
メダカの病気について

「メダカの病気(びょうき)についてB」
 
   もうひとつの方法は、グリーンウォーターに移してあげることです。
 グリーンウォーターとは文字通り緑色の水のことですが、
 夏場、水中の栄養分が過多になり、
 直射日光が当たってたりすると水が緑色に変色します。
 その水に温度をあわせて入れてあげることです。
 ここでひとつ注意ですが、この水は奥が深いもので、
 グリーンウォーターと一口に言っても成分から何種類にも分けられ、
 良いグリーンウォーター作りにもコツがあるようです。
 簡単なのは、よく日の当たる場所に汲み置きした水をおき、
 緑の種水をいれ、多少のエアレーションをします。
 めだかも数匹入れておいたほうが良いでしょう。
 夏場なら一週間くらいでグリーンになってきます。
 このグリーンウォーターは植物性プランクトンが豊富なため、
 稚魚の飼育には最適です。
 また、このグリーンウォーターも、
 変質してくるとメダカにとって害になりますので、
 水質チェックをして対処しましょう。
 
 
メダカの病気について

「メダカの病気(びょうき)についてC」
 
   あとは薬品を入れるやり方もありますが、
 目立った成果が得られなかったのでここでは省くことにします。
 メダカの病気は飼育水が原因で起こるのが
 ほとんどではないでしょうか?(ほかの魚も一緒かな)。
 メダカ飼育は水作りに始まり水作りに終わるといっても
 過言ではないのかもしれません。
 水作りについてひとつ。
 グリーンウォーターと双璧をなすのが、牡蠣殻ウォーターです。
 ペットボトルに牡蠣殻粉末と水を入れて、よくシェイクします。
 数日後透明になった上水だけ、水槽にそそぎます。
 これを1週間おきに計4回行なうと PH8の、
 メダカにとって非常に住みやすい環境となります。
 ここまでやる方は少ないかなと思いつつ参考までに。
 
 
メダカの病気について
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